【20年ぶりに「戻ってきた」価値観】
私にとって大切な友人であり、最強なコーチでもあるみきさんに、年初に作った価値観とビジョンの見つめ直しをテーマに、今日お話を聞いてもらいました。
特に最近強く思うのが、自分が「クリエイター」だということ。ここ数日で目まぐるしくアタマの中が変化しているのですが、そう思うようになったきっかけがどの出来事だったか、だんだん見えてきました。
ところで、大学からの友人はよく知っていますが、ワタシは大学で作曲を専攻していたので「ワタシはプレイヤー(演奏家)ではなくクリエイター(作曲家)」という意識が当時から強かったように思います。
学生の頃から「物事を多角度から見る」がポリシーで、好きなものは「意外性とギャップ」、キライなものは「先入観と固定概念」(笑)。
「どこにもないもの」を作ることにこだわり、「既存の価値観」を壊すのが得意(笑)。
だから「すでにあるもの」であっても、自分で編曲することで「まったく別のもの」にすることが好きでした。
そんなわけで、今日自分がお話ししていた中にも、たびたび「ないものを作る」とか「台本を作る」とかが出てきていたようです。
大学入って初めて書いたヴァイオリンとピアノソロ作品
終わってからの雑談で「いっそ作曲してみたら?」と提案され (笑)。
「曲ってどうやって作るの?」という話になり「下りてくるのを待つ」(笑)。
「下りてこない時は?」
「追い込む(笑)」
大学時代、ワタシのキャッチフレーズに「くさる寸前のバナナのように、たなかきょうこ、いい味出しています」というものがあり(笑)、自分を追い込むと生まれるものがあります。(この話をすると、必ずMだと言われる(笑))
みきさんに「自分を追い込んだら、いいもの出てこない?」と言ったけど「その発想はユニーク!」ということで、全く賛同が得られませんでした(笑)。(自分が「珍獣」と呼ばれていた所以を思い出した…)
10年前のアカペラ委託作品。CDになった完成品を送っていただきました!
そんなわけで、久々に手元にあった自分の自筆譜を開いてみることに。(クラシックの作曲は、基本、まず楽譜に起こしてから演奏されます)
最後に作品を書いたのは、友人の合唱団のコンサート用に委託された編曲。でももう10年も前のこと。
それと同時に、大学入ってすぐの、余興みたいなアホなものも出てきた!(当時学内コンサートでコレを歌わされた犠牲者(笑)が、25年ぶりに会ったのに、すぐ話してくれたよね!)
メチャクチャ遊びで書いた曲。みんなマジメに演奏してくれたのが嬉しかった(笑)
当時は Windows95が出たばかりで、楽譜はすべて手書き。
学校に提出する作品は、縦の音符やラインは揃え、直線は全て定規を使って書くことになっていて、音符の横線は太く、縦線は細く、と細部にこだわって書いていました。
学部の卒業作品として「竹取物語」をテーマに、15分ほどのオーケストラ作品を書いたけど、自分でオケメンバー集めて指揮して、楽しかったなぁ…
ちなみに、もう絶版になっちゃったけど、2つだけ世に出た作品があります。中学生向けの合唱曲で、コンサートで演奏していただいたこともあり、かつてはお小遣い程度に印税をいただいたことも(笑)。
ワタクシ、JASRACに登録されております(笑)
自分はもう曲を書こうなんて思うことはないと思っていたけど、意外なことを思い出した日でした!
はたして、近日中に、新しい作品ができるかは…