現在、起業ナカマでもある友人がやってきて、ルクセンブルク合宿中。
“100日チャレンジ” 含めて、通常のペースで仕事をしつつ、
改めて考えていること・感じていることをシェアして、
さらに、そこから自分を掘り下げられる、最高の毎日。
ルクセンブルクワインを飲みながら(笑)。
もちろん、日々ハードなのは変わらないけど、
ちょうど自分の中で、整理されつつあった時期なので、
タイミングよく クリアになる感覚が増え、
つい数ヶ月前みたいに、心身共に落ち込んだり、ヘンに混乱したりしない。
半年前、必死に自分の進む道を考え直した時、
「いろんなことの先が見えない」「目に見えないことを相手にしている」と、
とにかく「見えないこと」に苦しんだ。
でも逆に、そこで「中途半端ではなく、“ちゃんと” 落ちた」という自信があるから、
たとえその後、自分のやり方を、誰かに表面的に批判されたとしても、
相手にきちんと説明できる自信ができていた。
そして、その時に教えてもらった「やり方」が今回は自分で活かせるから、
今はどうすればいいかわかって「一昨日より昨日、昨日より今日」って進んでいる。
だから、
今は何も怖いものはないし、
絶対に突破口はあると思っているし、
ゼーーーッタイに、突破口を見つけてやる、
という気持ちがある。
「海外で日々生活をして、社会的な立場を築くこと」は、
本当に、本当に難しい。
異国の地で、
母語も、自分が育ってきた母国の文化も通用せず、
自分が日本で職歴として築いてきたものは、
国籍や言語が原因で活かすことができず、
「ビジネスがうまくいかないから、とりあえず雇われよう」とか
「バイトと並行しながら進めればいい」という選択肢は存在せず、
かといって、
今のワタシには「日本に引き揚げる」という選択も許されず。
今は、不本意なカタチで、
「日本にいたら到底理解できないし、受け入れられないような」在留国の法律によって、
自分の住む場所も、動ける範囲も、すべて制限されている。
自分が思いもしなかったカタチで降ってきた今の環境に、
「よくそんな状況で生きてるよね」ってよく言われるし、
正直自分でもそう思う。
子どもの頃から多々苦しんで来たのに、
「一体いつまで苦しめば済むんだ」って、思うこともあるし、
「なぜ、どうして、こうなる?」
「自分の何がいけなかったんだろう???」
って考えたことも、何度も何度もある。
どっかで「ふざけんな」って思っていることもある。
住む国を変えてから15年を越え、
ある程度経った。
とはいえ、
「法律レベルでは勝手のわからない社会」に、
ひとりポイっと投げ出されて、精神的に不安定になっちゃうヒトは、
自分を含めて、自分の周りにもたくさんいるし、
世界中数えきれないほどいる。
でも、
腐っていたってしょうがないし、
どうにかして、
自分で打破するしかない、
打破していかなきゃならない。
どうにかして、
とりあえず今は生きていなきゃいけない。
「だから、自分の生きる道は自分で作るしかない」という状況。
自分が起業したのも、
「自己実現・自己探究」とか
「一旗揚げてやりたい」なんて気持ちではない。
ただ、
「自分の生きる道は自分で作るしかない」というキモチだけ。
“海外在住あるある” だと思うけど、
「自分の国だったら、もっとどうにかなっていたのに…」って思うことは、
ヤマほどあると思う。
「自国民が自国で守られている」というアタリマエを、
毎日毎日貴重に感じられるのは、
異国の地で、外国人として、
よそ者の生活をアタリマエのようにしているから。
最近、自分の原点に還ってみて、
改めて、「価値観」だけでなく「熱量」が似ている人に出会えていることは、
苦しんで、もがき続けている自分を、
それでもちゃんと、
どこかで支えてもらっているんだな、と感じています。
感謝。