【親子1on1で「親子の共通言語」を作る】
突然ですが、質問です。
最後にお子さんが、自分から悩みを打ち明けてくれたのは、いつですか?
そして、その悩みに、どれくらいのチカラで応えましたか?
しばらく相談されてないな、ちゃんと応えられなかったな、と思ったなら、アナタは「ステキなお母さん」です。
「ちゃんと親子関係を振り返ることができる」というのが、子育てについて、真剣に考えている証拠だと思うからです。
「親は、こうあるべき」という育児論が、世の中には溢れすぎている。
それを実践しようとすればするほど、子どもに自分の想いが響かなくなって、親子の気持ちがすれ違い、関係が弱くなる。
それによって、親が自信をなくし、親の良さが消えている。
「ワタシは、これができなくてダメ親なんです…」
そんな声も聞かれるくらい、マジメで、勉強熱心なお母さんであればあるほど、親としての自信を喪失しているのでは、と感じています。
子育てに、正解・不正解どころか、一つとして同じものはありません。
だからこそ、
「子育ては、こうであるべき!」という理論は、キケンなのではないかと感じています。
「親子で、”いいね!” と思った共通のものを大切にする」
「”こんな時は、こうしよう” と、お互いがリスペクトしていく親子ルールを、自分たちで作る」
正解・不正解、点数で評価されてきた時代を終えた今、新しい子育てのカタチは、親子1on1で「親子の共通言語」として自分たちで作っていくことが、これからの課題なのかな、と感じています。