子どもに自分軸を作らせる

【子どもに「自分軸」を作らせる】

「ウチの子は〇〇なんで…」

子どもを目の前に、ママやパパからワタシに伝えられるこのコトバに、いつもちょっと引っかかる。

「ウチの子は、こういう性格なんで」
「ウチの子は、これが好きなんで」

「へぇ〜、そうなんですね…」

どうしてそう思ったんですか?、とも聞けず、ワタシ自身もなんとなく、こう答えてしまう。
「んで? 子ども自身はそれについて、今はどう思ってるんだろう?」っていつも気になってしまうのだ。

少し前はそうかもしれないけれど、今この瞬間は違うかもしれない。本当に今もその通りなら、子どもが自分から言うんだろうにって。

ワタシは、レッテルを貼られるのが大キライ。自分に対して、先入観を持たれることも、固定概念を持たれることもキライ。

仕事は「カチッ」とやりたいので、自分にしかできない仕事をしようと、アタマフル回転で、めっちゃ集中して臨むけど、素は、あまりにも想像を超える味のワイン(笑)を飲んで「このワイン、イミわかんないっ!存在が許せない!」とか訳のわからんことを言って、友人をイスから笑いころげさせたり、自分がこうだと決めたら、それをひたすら力説するので「意外とアツいヒトなんだね」って言われる面もある。なので、大抵初めて知った人は、そのギャップにビックリする。

「たなかきょうこ」は、二重人格どころか多重人格。仕事バージョンと素の状態は180°違うので、一緒に出すことはほぼ不可能だし、一緒に出させられようとすると、混乱するのだ。

だから、特に仕事面の ”外ヅラのいいたなかきょーこ” だけを見て、「マジメ」とか「ちゃんとしてる」とか、いろんなレッテルを貼られるのはイヤ。たとえ、それがポジティブなコトバであったとしても。

昔は「そのイメージをどっかで覆したい、自分の本性を知ってほしい」と思っていたけれど、最近は、気づく人にだけ気づいてもらえばいーやって思って、放ってある(笑)。

自分が小学生の頃、ワタシの母は、ワタシの友達に「この子は冷たい子だから」と言った。多分、小さい時から世の中をナナメに見ていたので「冷めている」というイミだったんだと思うけれど、そう言われることにすごく違和感を感じた。

冷めているのは、考えてないからではなく、いろいろ考えているからで、コトバや態度は冷めていたかもしれないけれど、キモチは全然冷めていないどころか、アツい。もっとこうだったらよくなるのに、って思っていることがたくさんあった。

ワタシにとって最高の褒めコトバは、「すごい!」でも「楽しい!」でもなく「オモシロイねぇ」。だから、いつも「どこにもないものを作りたい」って思っている。

そして「どこにもないものを作れる」のは、自分が「他のどこにもいないヒト」だから。そう考えたら、生きているヒト全員が「どこにもないものを作れる」って思ってる。

「これはこうだから」っていう当たり前のワクを飛び出したら、オモシロイことがたくさんある。オトナももちろんだけど、子どもに「自分軸」を、親ではなく自分で見つけさせたら、もっとオモシロイ可能性がたくさん出てくるだろうなって。

「ウチの子は〇〇なんで…」
って、親が言うのではなく、

「ワタシが大切にしているモノは、〇〇なの!」
って言える子どもを、もっともっと世の中に増やしていきたい!と思ってイマス。

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親子コミュニケーションの専門家 田中響子

親子コミュニケーションの専門家 田中響子

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物ゴコロついた時から、人生ほとんど反抗期!(笑)
外ヅラがいいので一見常識人に見えるため、有名女子中高や官公庁で使ってもらったカコを持つ。
でも本当は、学生時代に「たなかきょーこって珍獣だよね(笑)」と言われ、四柱推命で「あなたは宇宙人です」と言われたことを本領発揮!
そのおかげ?か、ありがたいことに結構子どもにモテるのが自慢♪
その本性がたっぷり出た日々のツブヤキを、ブログで楽しんでいただけたらうれしいです❤︎
ぜひ読んでやってください!

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