子どもの心の叫びに気づいて!子育てで自信がなくなったらするたった1つのこと

【親子の切ない「両・片思い」】

ワタシが横浜で勤めていた学校は、私立のお嬢様学校。全国に5校あるうち、姉妹校は皇后陛下のご出身校、「横浜御三家」の一つと言われる中高一貫校でした。

自分が現役の時には絶対に入れてもらえないような(笑)優秀な学校で、当時中学校入学時は、お受験を突破した小学校から上がってくる子どもたちと、中学入試で入ってくる子どもたちと、だいたい半々ずついました。

保護者の方たちは、みなさま教育熱心。子どもたちのことを常に考え、子どもの将来を考えるからこそ、教育についても深く考える。だから、教育に関する悩みや抱えている課題も、多岐に渡り、多かった。

対して生徒たちは、頭の回転が早く、何をするにも要領がいい子たちが多かった。ゴールを見据えて、そこから逆算して段取りを築き、自分で決めたことは、努力して着実に積み上げられる子どもたち。

もちろん、中には勉強が苦手だったり、コツコツ続けるのが苦手な生徒もいた。成績が振るわない生徒は、学期末、学年末に親を呼び出して本人と三者面談をして、これまでの振り返りとこれからの行動について話し合ったりもした。

教師として、現実を伝えることはシゴトとして「すべきこと」であったからちゃんとしたけれど、一通り抑えるところを抑えて伝えたあとは、「でも、アナタにはこんないいところもあるよね!」「最近〇〇を頑張ってるよね!」って、必ず保護者の前で伝えて、「ニンゲン、勉強がすべてではないから、違うところで才能を発揮するのもヨシっ」て思っていた。

でも、時々あった、保護者からの「違和感満載」のお悩み。
子どもの行動のイミがわからなくて、悩む親御さんがたくさんいらっしゃって、でも、普段の学校での生徒の様子からは、想像つかなかったお話。

お子さんのことを大切に思うからこそ、すれ違っているんだなと感じたシーンでした。

例えば、こんなお話がありました。
「ウチの子が最近、お友達との会話で、理解できないようなことをしたんです!」

「Aちゃんがふと漏らしていたB先生のグチを、なんとウチの娘はB先生に伝えていたことがきっかけで、Aちゃんや周りのお友達から嫌われてしまったんです。
娘に、そんなことをしたら、Aちゃんがどんなキモチになるか、どうして考えなかったの!って怒ったんです」

お母さま、お怒りはよくわかります。ついポロッと口から出たグチを、本人には言わないでほしいというようなことが、よくありますよね。

でもね、根がマジメで、感受性が強い子は、正義感がとっても強いんです。頭の回転が早いから、じゃあどうしたらいいのか、すぐ考えて行動に移すんです。

お母さまは、「人の悪口は言ってはいけない」とお子さんに教育してきませんでしたか?
それは最もですし、何も間違っていません。

お子さんは「先生の悪口を言うのはいけないこと」。だから、それを先生に正して欲しいって思っているだけなんです。お子さんにはちゃんと、お母さまの想いが伝わっているのです。
だから、お子さんには、ママに怒られるイミがわかりません。「なんで?」「どうして?」って思っています。それが何回も重なると「ワタシのコトはわかってもらえない、もういいや…」って。

お子さんなりに「人の悪口は言ってはいけない」と理解して行動したことが、今回思っていたのとちょっと違う形で、周りから反応が返ってきました。Aちゃんやお友達が怒ってしまい、その怒りをお子さんにぶつけました。

お子さんは思っています。「どうしてなんだろう?」

お母さまがお子さんにすべきことは、その時の相手の気持ちを代弁したり状況を解釈して、ご本人に説明してあげることですが、その前にすることがあります。まず「人の悪口は言ってはいけない」というお母さまの想いを、「あなたがちゃんとわかってくれていて、うれしいよ」と、お子さんに伝えてあげてください。

その後お子さんは「場合によっては、傷つく人がいるんだ」ってわかるようになって、こうやってケーススタディを積み上げて、少しずつどう振る舞ったらいいのか、学んでいくんです。

「ワタシの育て方が悪かったのかな…」って思ったら。

ちがうのっ!
ちゃんと育てたから、正しい行動ができる子になったの!

同じ出来事を目の前にしているのに、お互い180°ウラ側から見ているから、自分の言っていることのイミは相手に伝わらないし、相手の言うことも理解できない。

でもコレ、ただ単にこじれているだけなんです。本当は、大したことないんですよ!

だから、

子どもの行動だけを見ないで!
起こった出来事や結果だけを見ないで!

そして…

ママが自分を責めないで。

親も子も同じモノを見ているはずなのに、解釈が180度違うせいで、親子の信頼関係が音を立てて、ドンドン崩れていく現場。

お互いのことを大切に想って、お互いに間違っていないのに、どうして関係がこじれて、崩れていくの??

​もうね、コレが本当に一番悔しい。
もったいない。
ムダ。

​でも、ワタシは学校現場で、この状況をたくさん見てきた。

「自分の沸点に達するような怒りを、子どもが引き起こしたら」。

まずお子さんに、「どうして、そうしたの?」「どんな想いだったの?」と、キモチを聞いてください。
自分がしゃべる前に、相手にしゃべらせる。コレ、鉄則。

特に「親と子」のようにパワーバランスが出やすいところは、相手に先入観を持って話したり、答えありきで話すのはNG。

親子関係、破綻します(笑)。

そしてそして!

思春期の娘との関係に悩む、パパ!
男性は、目の前に起こった出来事だけで、判断して会話をしてしまいやすい方が多いですからね、心当たりがある方は要注意です。

「やっちまった…」と思ったら、Y字路の幅がどんどん広がらないうちに、早めに修正することをオススメします。

何か問題が起こった時、カウンセリングという解決方法に行き着くかもしれないけれど、親がカウンセリングに行ったって、子どもがカウンセリングに行ったって、それだけで問題のすべてが解決するわけではない。

我が家もカウンセリングをお願いしていたことがあるから、必要性もその役割もよくわかります。

カウンセリングはもちろん大切だけど「一つのヒント」であるだけで、結局最後は、親子で話し合い、分かち合わない限り、不信感が積み重なっていくだけ。親子関係の問題の最終段階は、親と子で解決するしかない。

「じゃあ、どうすればいいの?」

もうね。向き合うしかないんです。でも、一回こじれた後は、その人に向き合うのは、ほんっっっとに難しい。ワタシ自身もそうだったから、よくわかる。

しかも、自分のキモチが伝わっていない・わかってもらえない人と、対峙するツラさって、ハンパなくイヤ。
とにかく逃げ出したくなる。

だからこそ、親子の向き合い方ってホントにダイジ。
だからこそ、正しいコミュニケーションスキルが必要。

そんな想いで、「心理的安全性が守られて、子どもが何を言っても親に否定されないスキル」として、親子1on1を作ったんです。

困ったら、迷ったら、悩んだら。
「いまだに人生反抗期!だから絶賛反抗期のミカタ」のワタクシめが、お話をお聞きしますよ ^^

お互いこんなに大切に想い合っているのに、「親子のこじれ」ほど悲しいものはない。

「ママ、キライ!」「パパ、キライ!」と言われて親が傷ついたら、傷が浅いうちに早めに解決してみてください。

お子さんだって、「『キライ!』といってママとパパを傷つけた自分」が大っ嫌いで、とっっっても傷ついています。

家族みんなの笑顔のために、そして何より、お子さんのシアワセのために、親子1on1で親子関係の最善のあり方、見つけてください。

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親子コミュニケーションの専門家 田中響子

親子コミュニケーションの専門家 田中響子

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物ゴコロついた時から、人生ほとんど反抗期!(笑)
外ヅラがいいので一見常識人に見えるため、有名女子中高や官公庁で使ってもらったカコを持つ。
でも本当は、学生時代に「たなかきょーこって珍獣だよね(笑)」と言われ、四柱推命で「あなたは宇宙人です」と言われたことを本領発揮!
そのおかげ?か、ありがたいことに結構子どもにモテるのが自慢♪
その本性がたっぷり出た日々のツブヤキを、ブログで楽しんでいただけたらうれしいです❤︎
ぜひ読んでやってください!

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