「日々時間に追われ、自分のことを考える余裕がない！」を脱却！
立ち止まって考え「今日からやること」を決める時間を持ちました。
今回は日曜日にもかかわらず、ルクセンブルク、フランス、日本から、合計４名の方にご参加いただきました。
このワークショップを企画したのは、かつての自分がモデルになっていました。
自分らしく生きられず、自分の生かし方がわからず、
何をしたらいいのか、何ができるのか、毎日が窮屈でウツっぽくなっていた頃のことです。
この状況を抜け出す方法が、何か一つでもあったら、かつての私のようにつぶれかけてしまうことを避けられる方もいらっしゃるのかなと思い、今回ワークショップという形にしてみました。
考えることは一人でもできるけれど、
”書き込んでいけばいいワークシート” があって、「一緒にいる人に話すこと」「一緒にいる人と話すこと」があれば、必ず刺激を受け、どんどん世界が広がりますよね！
参加していただいた方に、改めてお話を伺ったら、
「ワークシートに向かって、書こうとしたときに出てくるものは、やっぱりやりたいことだけだったことに気づきました」
というお声を聞いて、なるほどなと思いました。
また、初めての方に会う場に足を踏み入れるのは少し怖いですが、自分のことを知らない相手だからこそ、自由に話せる部分があると思います。
「知らない人とだから、ハードルが高い」
でも
「知らない人とだから、できることがある」
この２つの気持ちが競って、「やりたい」気持ちが勝った時に、一歩前に進めるのだと思います。
２時間の長丁場ではありましたが、参加者の方々には、ひたすら真剣に自分と向き合って、書いた内容を共有していただいたおかげで、今回のワークショップの時間を、価値あるものにしていただけたと思います！
その様子を、少しだけご紹介しますね。
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ワークを行う前、自己紹介とお悩みをお話ししていただきました。（自己紹介と合わせて、お住まいの地域の特産物を教えていただきました。どれもとってもおいしそうでしたよ！）
・最近仕事が忙しすぎて、精神的に疲れている
・毎日の生活に追われて、今やるべきことが整理されていない
・タスクが思うようにできていなくて不安
・生活環境が変わったので、漠然とした不安を抱えている
それぞれ、お住まいもお仕事も違う中、
やりたいことはあるけれど、一歩踏み出せない方や、
何がしたいかわからないけど、ただ不安な気持ちが消えない方、
新しいことを始めたいけど、何がしたいのかわからない方、
など、それぞれの課題が見えてきました。
今回のワークショップ、ワークは全部で７つ。
自分で考える → みんなで共有する を繰り返します。
一つ一つのワークにかける時間は短かったので、まだ考える時間が足りなかったところも、たくさんあったのではないかと思います。
今回は「方法を学ぶ」というところに、焦点を当てていただきました。
ワークを進めるうち、
「自分にびっくり」「驚きました」「新鮮でした」
と、少しずつご自分の変化を感じていただいたようでしたよ！
最後に「今日やること」と「明日やること」を参加者の前でお話ししていただきました。
「まず家族と旅行の日程を相談します」
「語学のテキストを開いて、あいさつの練習から始めます」
「器具の使い方を動画で見て覚えます」
「親子で取り組む方法をネットで調べます」
参加者の方が自由に、でも目の前に道ができあがったくらい、具体的にイメージして、実現できそうな雰囲気で未来について話していらっしゃったことが、とても印象的でした。
２時間後の変化として、参加者の方からは、こんな気づきを共有していただきました。
「自分自身がもがいていた理由がわかりました」
「自分の気持ちを素直に書くことができ、気づけばワークシート３枚びっしり埋まっていました」
「悩んでいるのは自分一人ではない、ということがわかって安心しました」
「初めてお会いする方たちと想いを共有するのは、とても楽しかったです」
「他の方のお話が参考になり、自分にも活用できそうでした」
今回のワークショップは、モニターの方を含め５人の方に体験していただきました。
書く作業が多かったにも関わらず、終始とても温かい雰囲気で、みなさま前向きに取り組んで有意義な時間にしていただけたことに、心から感謝いたします。
振り返りの中で、参加者の方に「１ヶ月後の自分へ」というタイトルでメッセージを残していただきました。
ワークの中で作っていただいた、１ヶ月分の計画を時々目にしながら、
１ヶ月後、参加者の方がこのメッセージを見返して、また笑顔になっていただけたら、ますますうれしいな〜と思いました。
進捗状況や結果報告を、どこかでお聞きできる機会があったらいいなと思います。
ステキな出会いと刺激、本当にありがとうございました。
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