スーパースピーチキッズアカデミー
代表

田中 響子親子1on1の専門家

スーパースピーチキッズアカデミー代表
1976年生まれ 東京都出身、ルクセンブルク在住

キモチがすれ違っている「イライラ親子」を、たった15分の親子ミーティングで「子どもに自立を促せる親」と「親に行動を任される子ども」に変化させる、親子1on1の専門家。

母がピアノ講師だったことから、幼少期よりピアノの英才教育を受けるも、人前で自分を表現することが大嫌いだったため、劣等生としてコンプレックスを抱える。小5の時に作曲科へ転向。

高3の時、作曲専門への道も視野に入れるが、自分の才能の限界や就職面から音大進学が決意できず、教育学部音楽専攻作曲科へ進学を決める。在学中、家庭教師や予備校のバイトを通して教育の面白さを実感するも、大学4年の教育実習で、自分には「1対多」の教育形態が向いていないと感じ、研究授業の後こっそりトイレで涙する。

その1年後、大学の恩師の紹介で受けた横浜雙葉中高の教員採用試験に合格、修士2年で非常勤講師後、音楽科教科主任として勤務。しかし「1対47」かつ「本音を言えない思春期の女子」という教育現場で、生徒たちは、見た目以上に保護者との関わりを必要としていること、生徒も保護者もお互いに相手のことを想っているのに、本音が伝わらずにすれ違っていることが、さらに思春期の親子関係を複雑にしていることに課題を感じる。

「日本の子どもたちは、自己表現が苦手だと強く感じている。でも海外の子どもたちは、自由に自分を表現しているように見える」という思いがますます強くなり、「日本と海外の学校教育に、違いがあるのかどうか知りたい」と考え、31歳の時、子どもの自己表現教育を日仏で比較するため、パリ大学大学院へ留学。その後ルクセンブルクに移住。

これまで、世界5ヶ国・2,500人以上の子どもの表現力を伸ばしてきた経験を活かして、「言いたいことが、言えない」人見知り・内気な子どもたちが、自分の考えを、自分のコトバで伝えられるスピーチ講座を主宰、初めて会った時には、2時間かけて話しかけても、一言も声を聞かせてもらえなかった3歳の女の子が、半年後のスピーチコンテストで、一人で人前に立って、堂々と自己紹介スピーチができるようになった。

2023年1月より、《ワガママではなく、相手を尊重しながら「ちゃんと」自己主張できる子育て》を目指す、ママ向けオンラインサロンを運営開始。

「3歳から4ヶ国語を使い分けるマルチリンガルキッズ」2児の母。

★ 教育学修士、中学・高校教員免許(専修)、コーチング心理学協会認定・認知行動コーチ、アサーション〈自己表現〉トレーニング ベーシックコース修了

ルクセンブルクってどんなところ?

あなたは、ルクセンブルクという国名を聞いたことがありますか?

よく「ルクセンブルクって、ドイツのどこ?」とか「ベルギーの一部?」と聞かれることも多いのですが、人口約63万人、神奈川県ほどしかない小さな国土に 170ヶ国以上の人が住む世界で最も言葉がカオスな国です。

フランス、ドイツ、ベルギーに囲まれた、現在世界で唯一の大公国、金融で栄えている、周辺国の中では比較的治安がよく、経済的にも豊かな国。
ベネルクス」の「ルクス」は、ルクセンブルクのことです!
私は現在このルクセンブルクで、2人の国際児を育てています。

ルクセンブルクは「言語スパルタ教育」と言われるほど、教育も独特です。
(「語学学校か⁉️」と思うほど、とにかく学校での語学の授業が多いです!)

現地のクラシックな学校では、公用語3ヶ国語(独仏ルク)を、
義務教育である4歳から小学校で徹底的に学習します。

幼稚園は、ルクセンブルク語中心、
小学校1年からは、ドイツ語中心、
2年生から、そこへさらにフランス語が加わり、
3年生からは、ドイツ語とフランス語がほぼ半々ずつ。

というのも、

中学校からは、授業科目をドイツ語(数学のみフランス語)で、
高校からは、ほぼ全ての授業をフランス語で受けるからです。
最終的には、筆記試験や卒業試験(大学入学許可試験)が受けられるレベルまでマスターします。

もちろん、英語やラテン語、英語に続く第2外国語の授業なども入ってきます。

それに加え、170ヶ国以上の人々が住む国ですので、それぞれの持つ言葉もさまざま。
子供たちは、学校での言葉以外に、母の言葉、父の言葉など、3歳から4ヶ国語、5ヶ国語を使い分けるのは、ごくごく当たり前の環境です。

時には、同じ相手でも、話が進むうちに、次から次へと使う言語が変わり、
時には、相手が使える言語によって、自分の使える言語から選んだり。
自分の話す言葉が、場所や相手によってコロコロ変わる光景は、そうどこでも見られないもの。

世界には、こんなマルチリンガルの国が本当に存在したんだ、と思いながら、
毎日いろいろな言語に、もまれながら生活しています。

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