わざとらしいと言わせない!父が娘をもっと自然に褒めるための必須スキル3選

あなたはもしかして「子供はとりあえず褒めておけば、なんでもいい(笑)」と、ちょっとどこかで思ったことはありませんか?

そんなつもりはなくても、中には「娘を褒めたら、わざとらしいと言われた」「もっと自然に娘を褒めたい」と思ったお父さんもいらっしゃるかもしれませんね。もしそう思えたなら、娘さん想いの、とってもステキなパパですね^^

子育てにおいて褒めることはとっても大切ですが、褒めることに慣れていなかったり、ちょっと褒め方を間違えると、子供たちは敏感なので「わざとらしい」「本当はそう思っていないクセに」とすぐ見破られてしまいます(笑)。

そこで今回は「わざとらしいと言わせない!父が娘をもっと自然に褒めるための必須スキル3選」についてお伝えします。

お父さんたちは、普段から娘さんを褒めていらっしゃるからわかると思いますが、褒めることって結構難しいし、テクニックが必要だったりします!

まずはお父さんの「娘を褒めたい!」という心からの気持ちが大切なので、最初は娘さんに怪訝そうな顔をされたとしても(笑)、何回も繰り返して慣れていき、少しずつ「娘さんの喜ぶ褒めポイント」を見つけてくださいね。

ぜひ最後まで読んで、参考にしていただけたらうれしいです!

(筆者のプロフィールなどについては、こちらをご覧ください)

 

父が娘をもっと自然に褒めるための必須スキル3選

では、まず「父が娘をもっと自然に褒めるための必須スキル3選」をお伝えします。

1. 瞬発力

2. 考察力

3. 判断力

「褒めること」についてなのに、ちょっと言葉が堅い?! と感じたかもしれませんね!

次から順番に詳しく説明しますね。

1. 瞬発力

あなたは、どのタイミングで娘さんを褒めるか、決めていますか?
後から思い出して「いいね!」ということはありませんか?

褒める時に一番大切なことは、瞬発力です。
「あ!それいいね!」と思った時に、時間を空けないで、「娘の行動」と「褒める」を結びつけます

よく「すぐ褒めましょう」という話は聞くことが多いと思いますが、これが意外に難しいので、めんどくさくなりがちです。

なぜかというと、お父さんは、どのタイミングで娘を褒めたらいいのかわからず、すぐ返しができないと褒めるタイミングを逃して、どんどん次に流れてしまうからです。

一通りすぎて「そういえばさっきのだけど、よかったよ」って言われても、「お父さん何をイマサラ感」がハンパなくて、なんとか褒めようとしているこちらの姿勢が丸見えです(笑)。

オススメは、お父さんがすぐ褒めることに慣れるまでは、娘さんの行動・発言をとにかく注視すること。
特に、娘さんの話をよーく聞いていると「本人の褒めて欲しいポイント」「こう言って欲しい」が見えてきます。

「あ!ここだ!」と思ったら、瞬発力を使って、逃さず即レスしてくださいね。

 

2. 考察力

あなたは、何と言って娘さんを褒めていますか
「いいね!」とか「すごいね!」などでしょうか。

また、娘さんのどの部分を見て、褒めているでしょうか?

2つ目のポイントは、考察力。つまり「ちゃんと褒める」根拠を見つける、ということ。
でも、この「ちゃんと」の意味を理解しているお父さんは、意外に少ないように思います。

ただ「よかったね!」「上手だったよ!」だけだと、表面的な褒め方になってしまうので、娘さんには口先だけのように聞こえてしまう。

では、娘さんがもっと「自分ごと」として捉えられるようになるためには、どうしたらいいのでしょう?

例えば、褒める理由を添えるということ。

お父さんが見ていて気づいたこと、これよかったなと思ったことを、娘さんを褒めるときに添えてみてください。
「〇〇だったから、よかったね」など、お父さんの視点を入れると、娘さんは「お父さんはちゃんと自分を見てくれているな」と感じます。

基本的に子供たちは、親に見ていて欲しいのです。
小さい子たちが「見ててー!」とよく親御さんに言いますが、自分を見守っていて欲しいのは、いくつになっても変わりません
「いまだに自分もそうだな」と感じたお父さん、いらっしゃいませんか?(笑)

 

3. 判断力

あなたは、どういう時に娘さんを褒めていますか?
褒める基準がありますか?

3つ目のポイントは、判断力
どういう時に褒めるか決めておけば、一貫性も出るし、褒めるタイミングを逃すこともなくなりますよね。

例えば、娘さんがお手伝いをしてくれた時などは、「ありがとう」と、一言お礼を入れてみてください。
また、逆に「ありがとう」が言えるかどうかで、娘さんに対してその内容を褒められるかどうか、判断の基準の一つになります。

「褒めること」が難しい理由の一つに、自分が「何を良いとしているか、何を良くないとしているか」の軸がないと褒められないからだと思います。

ちょっと大袈裟ですが、自分の人生で大切にしていることや座右の銘などがないと、子育てで重視する点も明確にはなりません。

これは子育てだけでなく、家族、同僚、部下など、大人を相手に褒める時も同じですね。

もしご自身の中で基準がはっきりしていない場合は、一度じっくり考えてみるのもいいかもしれません。

またその際に、ぜひ一度娘さんのお母さんと話し合ってみてください。
褒めるポイントだけでなく子育て全般に共通しますが、父と母で基準が共通している方が、娘さんも混乱しませんよ。

 

◆ まとめ

それでは、ここまでの内容をまとめてみましょう。

「わざとらしいと言わせない!父が娘をもっと自然に褒めるための必須スキル3選」はこちら!

父が娘をもっと自然に褒めるための必須スキル3選

1. 瞬発力
・「娘の行動」と「褒める」を結びつける
・娘さんの行動・発言をとにかく注視する

2. 判断力
・「ちゃんと褒める」根拠を見つける
・お父さんが見ていて気づいたこと、これよかったなと思ったことを添える

3. 考察力
・「ありがとう」が言えるかどうかで、その内容を褒められるかどうか判断する
・自分が「何を良いとしているか、何を良くないとしているか」の軸を決めておく

 

いかがでしたか?

「褒める」って意外と難しいことに気づいたお父さんもいらっしゃるかもしれませんが(笑)、やっぱり「人はいくつになっても見守っていてほしい」ということが、褒める根源になるのかな、と思います。

もし「親が子供を褒めることって本当に必要なの?」って思われた方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
世間で一般的に言われている以外の「褒める目的」について、お伝えしています。

知らなかった!親が子供を褒める本当の目的とは?

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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親子コミュニケーションの専門家 田中響子

親子コミュニケーションの専門家 田中響子

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物ゴコロついた時から、人生ほとんど反抗期!(笑)
外ヅラがいいので一見常識人に見えるため、有名女子中高や官公庁で使ってもらったカコを持つ。
でも本当は、学生時代に「たなかきょーこって珍獣だよね(笑)」と言われ、四柱推命で「あなたは宇宙人です」と言われたことを本領発揮!
そのおかげ?か、ありがたいことに結構子どもにモテるのが自慢♪
その本性がたっぷり出た日々のツブヤキを、ブログで楽しんでいただけたらうれしいです❤︎
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